悲しい街路樹 №1
2011年 05月 10日
こういうものが町中にあって、心が痛み、胃まで痛くなっています・・・
自分の力だけではどうにもならなくて悩んでいます。
市民のみなさんはどう思われますか?
下の写真は同じ日に撮影した 同じ市内のケヤキの木です。
上の写真は芽吹いた葉が茂って美しいケヤキ
下の写真は強剪定され、葉がまばらなケヤキ
どんな理由があってかはしりませんが、異様です。完全に樹の成長を無視しています。
長い冬の間ずっと春を待っていたんですよ。やっと春がきたと思ったら、バッサリ・・・
きっと泣いています。
木にはそれぞれ本来の美しい姿があります。街路樹には景観の他色々な役割があります。
一部の意見(葉が落ちる・枝が邪魔等)を聞いて、本来の役割を忘れていませんか。
私たち造園にかかわるものが訴えないといけないとも思っていますが
きっと日本人なら分かるはず!!
日本人は本来美的感覚の優れた民族だと思っていましたし、
外国からも評価されてきたはずです。しかし近頃は本当にそうなのかと思う事が多くなりました。
まだまだ市内には泣いている街路樹が沢山ありますので、またご紹介します。
ちなみに近くには○○タイムス社がありますが、これをおかしいと思う記者の方、いらっしゃらないのでしょうか。